レビュー「Access Virus TI2 Poler」
本日は僕が近々手放そうとしている、Access Virus TI2 Polerについてレビューしたいと思う。
数あるシンセサイザーの中でも世界最強と謳われている本機は、小室哲哉を始めとした名だたるシンセマスター達に愛用されている。
SOFT BULLETの森岡賢氏がくねくね踊りながら鳴らしていたり、fripSideのSat氏が、南條愛乃さんの後ろでスーパーソウをパーパー鳴らしてる。
筆者もご多分に漏れず、これを買えばfripSideに成れると思い大枚を叩いて購入した。
あとはBlood Stain ChildのRyu氏がスタジオに導入していると知り、トランスメタルがやりたくなって購入したり
まーミーハーで邪な理由で購入してるのである。
ちなみに筆者のPolerはAccess Virus TI2 Poler Darkstarと言い、限定色の黒、これがかっこいい。
まーこのシンセサイザーがまずは一体何なのかについて説明しよう。
このシンセ、分類としてはアナログ・デジタルハイブリット型シンセサイザー。バーチャルアナログシンセサイザーとか呼ばれてる。アナログモデリングシンセサイザーとも言う。
つまり、バーチャルにアナログで作られた音を出すシンセサイザー
アナログをモデリングして音を作る:シンセサイズする機材なのである。
一体何のことだろう、筆者もよくわかってない。
とにかくすごいシンセサイザーである本機。
何が凄いって、DAW上でVSTプラグインとして起動できることにつきますね。
つまりMassiveとかOmnisphereみたいに、プラグインとして起動できる。
これは捗る。
あとは何が凄いだろう、バックパネルが光るところ。。。かな。
そう、筆者もこのシンセ、使いこなしてないのである。
プリセットを聴く限り、ソウ、スクウェア、パッド、ベル、シーケンス、グロウル、キック、リズム
なんでも出せる。
他のVirus、61鍵キーボードやディスクトップ型もあるが、Polerは37鍵モデル、
この取り回しの良さは特筆ものである。
後はアトマイザーとかいうDJライクな高性能オーディオチョップ機能がついていたり
協力なDSPを搭載していたり、
鍵盤の下が木製だったり。
これを買えばfripSideの音が簡単に出せるかというわけでもなく
どちらかと言えばサウンドトラック製作のほうが向いているんでないかなと。
結構プリセットが乱雑に詰め込まれていたりするので
Roland、Korgあたりの国産シンセの整合性は実はとても素晴らしいのではないかと、再認識させられる。
正直もっとポテンシャルのある機材なので、より使いこなして身の入ったレビューができるはずなので
もう一度僕は買いなおして勉強しなおしたい。
次は白を買うぞ。