レビュー「対メタル向けドラムソフト音源」
どーもです。しばらく更新が開いてしまいましたね。
さてさて、今日はギタリストでメタラーのDTMerの強い味方、ドラムソフトの中でも
僕の持ってる対メタル向けドラムソフト音源を比較レビューしたいと思います。
使った音源は順番に
TOONTRACK/EZ DRUMMER 2 - EZX METAL HEADS
TOONTRACK/EZ DRUMMER 2 - EZX MEATL!
TOONTRACK/SUPERIOR DRUMMER 2 - SDX METAL MACHINERY
TOONTRACK/SUPERIOR DRUMMER 2 - SDX METAL FOUNDRY
XLN Audio/Addictive Drums 2 - AD pak Metal
FXpansion/BFD 3
です。
さて肝心の比較音源を
どのアーティストの何の曲か分かった人は友達になりましょう。
今回は製品の素の音を知ってもらうため、DAW側でのComp,EQは全くかけませんでした。ヴォリュームもある程度平たくなるように最小限の調整に留めています。
BFD 3だけメタル向けのエクスパンジョンとかがなく、製品内にメタル向けプリセットが数点あるだけなので、Heavy MetalとTecnical Metalって2つのキットを使ってみました。
順番として、EZのMETALHEADS→EZのMETAL!→S2.0のMETAL MACHINERY→S2.0のMETAL FOUNDRY→AddictiveのMetal→BFDのHeavyMetal→BFDのTecnical Metalです。
見事各社各音源特色が分かれて面白いですね。
さて、レビューを
TOONTRACK/EZ DRUMMER 2 - EZX METAL HEADS
割と自分がメインで使う事の多いMETAL HEADSです。
特典としてMeshuggahの楽曲のMIDIパターンが収録されていたりと、スラッシュ~モダンなメタルをやるにはこれかと。
とはいっても素の音はスッキリしてるので、加工は必要かもしれませんね。
TOONTRACK/EZ DRUMMER 2 - EZX MEATL!
ちょっと毛色の違う音色が欲しくて購入したのがこのMETAL!
METAL HEADSよりもっとモダンより。
Meshuggah, In Flames, Trivium, Whitechapel, DevilDriver, The Black Dahlia Murder, God Forbid, Dimmu Borgirといったバンドに影響を受けて作った音源だそうで。
まーとにかくキックが気持ち良いね
TOONTRACK/SUPERIOR DRUMMER 2 - SDX METAL MACHINERY
ちょっとアップグレードしようと購入したのがこの音源
EZX METAL MACHNEのSDXバージョンだそうで。
ええそうです、The 素の音。
生生しいです。その分加工の幅があるので、割と色んな音源に合わせて調整できるのが強みかと。
EZXと違ってSDXは生音にこだわってる感じですね。
TOONTRACK/SUPERIOR DRUMMER 2 - SDX METAL FOUNDRY
まーとりあえず強そうだから買ってみたのがこの音源。
EZXのDrumkit From HellのSDX版と考えて頂けたら。
これも生生しいが、一番オールドスクールよりかもしれませね。
XLN Audio/Addictive Drums 2 - AD pak Metal
意外と安く手に入ることが分かり先日手に入れたのがこの音源。
TOONTRACK製品に比べると差は一聴瞭然、The 加工処理された音って感じですね。
コンプとトリガーでバッチンバッチンです。
確かゆよゆっぺ氏がAddictiveを使ってたよーな。
彼の代名詞であるバチバチキックはこれから作られてるんですね。
曲にドラムを合わせるというより、ドラムに曲を合わせさせられる、そんな音源。
FXpansion/BFD 3
これもセールの時に安く手に入れました。
他社のソフトと違ってメタル向けエクスパンジョンは無いものの、素のソフトにメタル向けキットが含まれているので、追加音源料を払わなくて良いのが良い所か。
こちらも素の音重視ですが、ソフト内で加工し積極的に音作りができるのが強み。
にしても扱いづらいのはご愛敬、TOONTRACK製品に慣れてるとね、ちょっと難易度が高いよね。
まあインプレッションはこんな感じでしょうか。
DAW側で加工したくないなら、Addictive、BFDが良いのでは。
逆に加工に抵抗ないならS2.0、今ならS3.0ですか。
そもそも扱いに自信がないなら、EZ DRUMMERをお勧めします。
後は素の音が自分の出したいジャンルや音に近いモノを選ぶのが大事かと。